こんにちは、ハル@haru_elpisです。
今回は、HTMLで作成した入力フォーム(inputタグ)のサイズを自動で伸縮させることができる便利なプラグイン「Stretchy」を紹介します。入力欄のサイズを自動調整できると、ユーザー体験が向上し、フォームの見栄えも良くなるため、Web制作初心者から上級者まで活用できるライブラリです。
Stretchyとは?
Stretchyは、ユーザーが入力欄に文字を入力すると、自動で入力フォームの幅が広がったり狭くなったりするJavaScriptプラグインです。例えば、短い文字列しか入力されていない時は小さく、長い文字列を入力するとフォームが自動で広がる仕組みになっています。
この機能を使うことで、以下のメリットがあります。
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ユーザーが入力しやすくなる
-
フォームのデザインがすっきり見える
-
入力欄の文字数に応じて自動で調整されるため、CSSだけでは対応しにくいケースでも安心
特に、問い合わせフォームやアンケートフォーム、コメント欄など、ユーザーの入力量が不明な場合におすすめです。
Stretchyのダウンロードと設置方法
Stretchyは公式サイトからダウンロードできます。
https://projects.verou.me/stretchy/
ダウンロードすると「stretchy.js」というファイルが手に入ります。
このファイルを、あなたのプロジェクトの js
フォルダなど任意の場所に保存しておきます。
次に、HTMLのheadタグ内で読み込みます。
<head>
<script type="text/javascript" src="/js/stretchy.js"></script>
</head>
これで、HTML側でStretchyが使える状態になります。
HTMLでの基本的な使い方
Stretchyを利用するのはとても簡単です。通常のinputタグに対して特別な設定は不要で、普通に書くだけでフォームが自動で伸縮します。
<body>
<input placeholder="ここに入力してください" style="width: 100px;">
<input value="初期値" style="width: 80px;">
</body>
上記の例では、最初の入力欄は100px、2つ目は80pxですが、ユーザーが文字を入力するたびにフォームの幅が自動で変化します。
Stretchyを使う際の注意点
Stretchyは便利ですが、以下の点に注意してください。
- 文字数が多すぎる場合
CSSだけでは制御しきれない場合があります。必要に応じてmax-width
を設定しましょう。 - フォームのデザインとの相性
他のCSSやフレームワークと組み合わせる場合、入力フォームの幅が意図しない形で広がることがあります。 - レスポンシブ対応
モバイルやタブレットでも適切に表示されるか、事前に確認することをおすすめします。
まとめ
今回は、HTML入力フォームを自動で伸縮させるJavaScriptプラグイン「Stretchy」の使い方を紹介しました。
Stretchyを導入することで、ユーザーが入力する文字数に合わせてフォームが自動調整され、UX(ユーザー体験)の向上につながります。また、フォームのデザイン性も高まるため、問い合わせフォームやコメント欄などで特に有効です。
- 公式サイトからダウンロード
stretchy.js
を読み込む- inputタグに適用するだけでOK
HTML入力フォームのサイズを自動で伸縮させたい方は、ぜひ試してみてください。
おわりっ